運のいい人・悪い人。
ついている人・いない人。
芸能界やスポーツの世界、成功した経営者などなど、セレブと呼ばれる人たちはもちろんですが、私達の周りの人を見るだけでも、
「この人って、すごいなぁ。ほんとうにツキがあるなぁ」
って思える人ってたくさんいますよね。
「運」と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、なんでこんなに「ツキ」に差があるのか、そして、そもそも「ツキ」って一体何なのか、気になりますよね。
この「ツキの正体」を解き明かしてくれる、とってもおもしろい本があるので、こちらでは、その紹介をしたいと思います。
本の名前は、ズバリ「ツキの正体」。
著者は、ギャンブルをやる人なら必ず名前を耳にしたことがあるだろう伝説の人、「桜井章一氏」です。
桜井章一氏とは
「ツキの正体」の著者は、麻雀の裏プロの世界で20年間無敗という伝説の方。
彼の伝説は、マンガ「ショーイチ 20年間無敗の男 桜井章一伝」や、Vシネマ「雀鬼」シリーズなどたくさんの作品になっていますので、ギャンブルをやる方はもちろん、そうでない人も、一度はその名前を聞かれたことがあるでしょう。
ギャンブルには、ポーカーやルーレット、競輪・競馬、そして、宝くじなど、さまざまな種類があります。
ギャンブルによって、運の要素が大きかったり、技術的な要素が大きかったり、まちまちでありますが、麻雀は運の要素が大きいギャンブルとして知られていますよね。
しかし、桜井章一氏は、運の要素が大きい麻雀の世界で、20年間無敗を誇る人物。
彼の著作や彼をモデルとした作品を見ていくと、桜井章一氏は「運」を呼び寄せる能力を持っていて、それが抜群に凄かった人であることがわかりますね。
ツキの正体
桜井章一氏の著書「ツキの正体」の中で、氏が考える「ツキ」について記されています。
それは、
というものであり、さらに、
と述べられているのです。
つまり、「ツキ」そのものは、間違いなく存在しているけれど、それは理屈で説明できない不思議なものであり、かつ、「ついている人」はその偏りを感じられる人、または、起こせる人と自説を述べられています。
どうすれば「ついている人」になれるのか?
金運アップを目指す人なら、誰だって「ついている人」になりたいもの。
では、どうすれば、この「偏り」を感じ、引き起こせるのか・・・、とっても知りたいですよね。
実は『ツキの正体』では、多くの具体的な考え方や、方法が書かれています。
その中から、少しだけご紹介します。
「ツキ」は「人運」
運には「天運」「地運」「人運」の3つがある。
「天運」とは天から授かるものがで、これは人間の力ではどうすることもできない。
「地運」も同じく、人を選ばないので、何ともしようがない。
しかし、「人運」は自分で作り出せるものであり、「ツキ」とはこの「人運」によるところがものすごく大きい。
「天運」や「地運」がいくらあっても、「人運」を感じ取り大事に出来ないと「ツキ」を手にすることはできない。
まして、「ついてない」と嘆く人は、自分で「つかなくなる」ようにしている。
気分良く生きる
「人運」を高めるためには、気分良く生きること。
そのためには「純粋に楽しむ」ことが大切。
鈍感だと「ツキ」から見放される
「鈍感」な人は、変化を感じ取り、掴むことができないため、「ツキ」を手にすることができない。
「感性」を高めることが大切で、そのためには、頭で考えるのではなく、意識を集中し「気づく」「感じる」よう努める必要がある。
気づいたら、即、行動
「偏り」つまり「ツキの波」に気づけたら、即、行動を起こすこと。
変化に気づけても、何もせずにいると、絶対に「ツキ」を手にすることなんかできない。
「気づいたら、即、行動」
これを習慣づけることで、「間に合う人」になれる。
流れに逆らわない
「ツキ」を感じたら、一気に掴み取りにいく。
だけど、流れを読んで、決して無理をしない。
一歩退くことも大事。
おわりに
桜井氏が考える「ツキ」を手にする方法をまとめると、
「ツキ」は「人運」。自分で作り出すもの
「ツキ」を手にするためには、まずは純粋に楽しみ気分良く生きること
変化の波を感じ取るよう意識すること
「ツキ」の波を感じたら、即、行動すること
「ツキ」の波に乗ったら流れを読んで無理をしないこと
となります。
とっても納得がいく方法!ですよね。
身近にいる「ついている人」を思い返すと、たしかに、いつも楽しそうにしていて、物事に敏感で行動力がある、そんな人が多いようにも思います。
これらを出来ているか?と聞かれたら・・・、特に「変化の波を感じ取る」ことは、なかなか難しいような気がします。
が、やっぱり、「ツキ」を呼び込んで金運をアップするには、とっても「ためになる」方法ですので、実践していきたいですね。
桜井章一氏の著書「ツキの正体」。ほんとうにタメになる一冊です。
ぜひ、ご一読を!